たぶん、近場の森に花の芽でも増えたのではないでしょうか。
やっぱり春の到来を感じる3月。
外出時の衣装も羽織を1枚減らし、身軽になりました。
気持ちは重くとも、洋服は軽く、色も明るく、そして笑顔で過ごしたいものです。
在宅で出来ることが多くなり、読書や学びの時間が増えました。
忙しくすることで精神の安定を感じていた頃に比べ、自分ではどうにもならない環境に身を置く今の状況で、心の平安や笑顔の大切さがしみじみと感じられるのは、歳のせいかもしれませんね(笑)
世界情勢も不安定になってしまいました。心が締め付けられ、ギリギリと痛むのですが、私たちができることは一つ一つ目の前のご相談やご依頼に向き合い、出来る限り丁寧に取り組むことだと思います。
【Last week’s work】
●とあるスクール
あるスクールの職員さんといろいろ話した中で、これからの日本の未来や子供たちの教育、生き方など多岐にわたるお話を聞かせていただきました。
DXや5G、6Gなど情報を活用した未来の社会がどのように変化していくのか?国としての考え方や未来への夢、格差、教育、ボーダレス など 過渡期にある今現在からそれを超越した未来にどんな社会が待っているのか?どうなりたいのか?思想や哲学とのリンクなど、私にとっては非常に深い話となりました。
未来は明るい!そのために、今、私にできることは何か ということに向き合う機会になりました。
●とある生産者さん
「みなさんはなぜ今の仕事をしているのですか?」
そんな話をしました。
答えが出てこないんです。
「親がやっていたから・・・」
「後を継いだだけ」
「う~ん、そういわれると・・・」
そんな感じです。
お金のため?なぜお金が欲しいのですか?
お金で何をしたいのですか?
「お金がないと、何かと困るじゃないですか・・・」
お金を稼ぐなら、ほかにも手はあるのに、なぜこの仕事をやっているのか?
あなたがこの仕事をやる意義や夢、その仕事で社会が未来が、世界がどうなったら良いですか?
今日1日が未来にどうつながっていきますか?
これはポリシーとつながるのかもしれないのですが、語れるポリシーや理念がパッと出る経営者もいれば、黙ってしまう人もいる。
「正直、そんなのありませんよ」と言ってのける人もいる。
私は商品開発やデザインを請け負う仕事をしていますが、理念や夢、想いを少しでもデザインに反映させたい。
回りくどいし、面倒だと感じるかもしれないが、そんなヒアリングを通してデザインをご提案したい。
今回はその事を強く感じた相談でした。
もちろん、いただいたお仕事には真面目に向き合い、ちゃんと届ける自信はあります。
モノを納めるだけじゃなく、何かを感じ考えるきっかけも届けられたら良いなと思いました。
【拾い物フレーズ】
・小さな市場、小さな商品からスタート
・あっさり、しつこく
・笑うために生きる
・人生とは重きを取り軽きを捨てること
・自分のペースで、焦らず「好き」になっていくように
・10人中9人は興味を持たなくても、1人が欲しいと言ってくれるような商品を出していく
3月(年度末最終月)なので、外出して人と話す機会は減りました。
ただその分、来年度に向けた意気込みを聞く機会は増えます。未来への話ですね。
私たちの請ける仕事は過去の事ではなく、すべて100%、未来に向けた仕事です。
「こうなりたい!」「こうしたい!」という未来への夢や希望を直に聞き、形に変えお届けする仕事です。
改めて、私たちはこんなに素敵な仕事をやっているんだな!と思い起こしました。
未来を創っています。
プラネット・プランター ハザマ
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