本日はお茶農家さんの「和紅茶開発セミナー」に参加させていただきました。
私の担当では「商品コンセプトとデザインはフィットさせましょう」という趣旨で、
巷で言うところの「デザインの敗北」を材料にして、なぜ折角デザインしたものが不評を買うのか?ということについて参加者の皆さんと共に学び、教訓としました。
「デザインの敗北」についてはここでは敢えて説明はしません。(いろいろ傷付く方々もいるかもしれません)
商品づくりは作り手の「やりたい事」が一番ベースになるのですが、その思いだけが強くてもただの押し付けになってしまいます。
商売には必ず相手がいますから、その相手をイメージして「求められている事」を想定した設計が不可欠です。
そして、仕上がったデザイン(パッケ―ジデザインも、プロダクトも)が使う側のニーズに合っているか?使いにくくないか?本当にこれで喜ばれるだろうか?を検証(確認)する工程を経て市場に投入されます。
その確認を怠り、見栄えや雰囲気に満足して商品化すると「敗北」します。
「なぜこんな事が起こるんだろう?」
という場合はだいたい、商品コンセプトとデザインのフィット感が甘い場合に起こります。
もちろん、何度確認したところで100%完璧な商品はできません。
でも確認を繰り返すことでターゲットに届く確率は少しずつでも高まっていきます。
デザインは格好の良し悪しで語ることはできないと思います。
商品コンセプト(目的・目標)にフィットしているか?
役目を果たせていれば、例えそれが手作りシールを貼っただけでも「優れた商品」です。
逆に、どんなにカッコいいデザインであっても、目的を果たせていなければ残念と言えます。
もっとマズいのは、目的もコンセプトもなく商品を作っちゃうことです。
最近はさすがに少なくなりましたけど、、、たまにあります。
まぁ、そこから一緒に再構築するのもありますので、気軽に相談いただければと思います。
プラネット・プランター ハザマ
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